床屋嫌いの救世主「美容室イレブンカット」に行ってきた
投稿日:2023年02月20日
最終更新日:2023年02月10日
ねえ
いつ髪切んだ
いつでもいいんだ
どうでもいいんだ
明日また熱出そう
熱出そう
寝不足だっていってんの
って言ったのはsyrup16gで、堕落にて歌っている。なんかこの気だるい感覚凄いわかる。髪切るなんて、目にかかってたって、どうでもいい。......、当然、なんてわけにはいかない、だって、もう30歳だし。
目次
美容院に行きたくない
「当然、なんてわけにはいかない」と言った以上、美容院に足を向けなくてはいけないのだが、そもそも足を向ける前からもう面倒くさい。
予約が面倒くさい
美容院の予約状況を見ると常に埋まっている。土日なんて特に。
であればもっと早くに予約しろ、っていうかもしれないがそれは難しい。美容院側にも予定があるように、こちらにだって予定がある。で、美容院を中心に予定なんて立てるはずがない。
利用体系が難しい
奇跡的に予約が空いていた後にも苦労がある。
それはメニューである。
カットだけならいいのだが、シャンプーがいくらなのか、ヘッドスパ……? なにそれ、おいしいの?
正直、スタバの注文よりややこしい。
それにプラスし指名料だってある。
お願いしているスタイリストの昇進を喜べない
それらの苦難を乗り越え、美容院に行き、スタイリストと仲良くなりました。毎回毎回その人を指名し、カット中も楽しくおしゃべりをし、美容院が楽しくなりました。
そんな時にそのスタイリストが「昇進しました、指名料がプラスになります」と言いました。今でさえ、高いカット料に加え、値上がりした指名料を払えるわけもなく、……しかし新しい方を指名し、カットしてもらうのもなんとなく今までお願いしていたスタイリストの視線が気になり、と考えているうちに美容院に行けなくなりました。今となっては行けなくなって良かったです。友人は行くのを辞められずに、いまでは指名料として1万円を払っているそうです。
なんて作り話だが、ありえなくもないかもしれない。
きっとありえないけど。
まあ、そういうわけで美容院に行くのは面倒くさい。
そこで「美容院イレブンカット」である。
床屋嫌いの救世主
イレブンカットは11分で髪をカットしてもらえ、予約も不要、料金体系も至ってシンプルと、美容院、床屋嫌いの理由をことごとく潰している。
公式サイトを見ると、
たまたまそこに置いてあった雑誌の記事に「客から見た美容室のワースト5」といった内容の記事があり、「値段が高い」、「時間がかかる」、「予約が手間」、「メニューが多すぎて分からない」、「シャンプーなどを売りつけられる」と書かれていたんです。それがヒントで「全部逆のことをすればウケるんじゃないか」と考え付きました。
と創業者インタビューにあるように意図的に潰しているようである。
さすが、知らない人であるけど策士である。
行ってみた
ということで、私の美容院嫌いの理由を潰されたからにはもう行くしかない。行かない理由を思いつけないのであれば、行くしかない。
いざ、行ってみると混んでいる。5人待ちで30分ほど待つとのこと。その間外出されますか、と聞かれたので、外で待つことにした。
ここでまず、予約の合理性に気が付いた。予約することで無駄な時間を過ごすことがなくなる。ただその分、行きたい時にいけないという不自由さもある。つまりここはトレードオフ。世の中、すべてトレードオフ、なんて呟きつつ、イレブンカットがはいている商業施設を散歩して時間を潰した。
で、時間になり、再入店。
コートをそこにかけてください、と言われ、自らコートをハンガーにかけた。美容院なら脱がせるところから手伝ってくれるのだが、イレブンカットは自分自身でやる。あれはさすがにサービス過剰だと思っていたので、ちょうどいい。
少し待つと、手が空いた美容師に呼ばれ、施術が始まる。
ここで非常に細かく聞かれるし、カット中も事細かに指示を求められる。良きようにとか、似合うようにみたいなのはやってないのかもしれない。人によるのかもしれない。
カットが始まり、15分くらいで施術終了。シャンプーもないし、気楽だった。
会員証もないし、誰が切ってくれたかもわからない。この距離感が非常に良い。
たぶんこれからも通うと思う。気に入った。
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